ドイツの研究で明らかに:医療用カンナビスが大うつ病性障害(MDD)患者に有効

ドイツの精神病院とオンライン診断サービスの共同研究により、医療用カンナビスがうつ病の症状を和らげるというデータが発表されました。
調査対象は全て、一般的な処方薬で改善が見られなかった、59名は大うつ病性障害(MDD)患者で、研究では2021年から18週間、長期間にわたって医療用カンナビスの花が与えられました。参加者の内の3分の1は5年以内にカンナビスを使用したことのありました。

当該研究のデータ

うつの重篤度は0から10までの自己評価により測られ、研究開始時の平均値は6.9点、その後6週間ごとの平均値は5.1点、4.1点、そして3.8点。
参加者の23.7%は6週間後にはうつの重藤度が半分となり、調査からはうつの統計学的・臨床的な改善が見られました。

また、参加者の35.6%には軽度の副作用が発生し、重篤な副作用の報告はなく、中退率も22%という抗うつ薬の臨床試験と同水準の低い数値となりました。

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