NFLの大麻政策変更とCBD研究：選手たちの未来を考える

Super Bowlもいよいよ10日後に開催されますね。
そんなアメフトですが、65％～95％の死亡例が脳の負傷によるもので、5.5試合に1回は脳に関連する怪我が生じています。

NFLでは毎年一度、カンナビスの薬物検査が行われますが、5～8割の選手がカンナビスを使用していると推定されています。
2021年に規則が改正されて以来、カンナビスの陽性反応に対しての罰則も軽減されてきました。

2022年2月には100万ドル（当時約1億1500万円）の助成金を2つの医学研究チームに授与し、脳しんとうの痛みの軽減や神経防護について、CBDの効果の研究を行うこことが発表されました。NFLと選手組合は脳しんとうを患った選手のために、オピオイドの代替療法としてのCBD（カンナビノイド）の治療効果に関する研究を資金提供することを昨夏に発表。それぞれ50万ドル以上の価値がある2つの研究助成金を共同で提供するとのことでした。

脳しんとう後、脳は複雑な化学反応により修復が行われますが、同時に過剰な炎症も起こりうるのです。研究チームはCBDの抗炎症作用を見込み、脳の修復を妨げない形で炎症を抑えられることに期待が寄せられています。

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