THCV製品が「プラシーボに比べて、エネルギー、活動、モチベーション、および幸福感が著しく増加した」と示された研究の結果が、大麻遺伝子会社のPhylosとマリファナ研究企業のPeople Scienceにより発表されました。
日本市場でも一時期出回っていたこのカンナビノイドは、アメリカでは食欲増進効果がないことから「ダイエットウィード」とも呼ばれていました。
THCV研究の手法
この研究では78人の参加者に、プラセボグミ、デルタ-9 THCのみのグミ、そしてPhylos社のTHCV主体の品種が含まれたグミを与えられました。
THCVグミを受け取った参加者のうち、20%はプラシーボに比べてより「活力がある」と報告し、40%以上はを摂取した後に日常の活動を楽しめたと報告。
THCVの効果とは
THCのみのグミを摂取した参加者の内50%は食欲増進を報告しましたが、THCVグループでは食欲増進の有意差が見られませんでした。また、THCのみのグループは、THCVを受け取った参加者と比べて、疲労を報告する確率が3倍でした。
Phylos社によると、THCのみのグミとTHCVグミのどちらも、「プラシーボに比べて、活動、運動能力、モチベーション、および幸福感が増加した」とのことです。
尚、この研究は倫理審査委員会承認のダブルブラインドテストではあるものの、学術誌での査読は受けていません。
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